東京都文京区後楽1-3-61(株)東京ドーム内 TEL:03-3816-5761

東京試合役員会議事録
日時:2019年9月5日(木) 18:30〜
場所:JBC本部事務局
出席者
レフェリー:吉田、福地、葛城、染谷、飯田、寺山、山岸、田中、酒居、松坂、和田
アナウンサー:冨樫、須藤
タイムキーパー:高橋、野中、斎藤
スーパーバイザー:熊崎
JBC:浦谷
 

【健康管理に関する件】

8月7日に行われた医事講習会についての報告がなされた。

【レフェリング等 ビデオ検証】

■4回戦における、マウスピースを落とした際の処置
選手の安全をはかるため、マウスピースが落ちた際、レフェリーは予備のマウスピースをセコンドから受け取り、タイミングを見計らい試合をストップし速やかに装着することを確認した。

■試合VTRをピックアップし、レフェリング・スコアリングの基本を再確認した。
【ダウン時のダメージの見極め・両選手がともにダウンをした時の採点】

・ダウンした選手に対して、選手の状態を見極めるための注意を怠わらず注視しつつ、ダウンを奪った選手のニュートラルコーナーへの誘導・カウントの引き継ぎを行うことを確認した。(選手のダメージの見極めが最重点である)
・両選手ともにダウンをしているので、その前後の試合内容をしっかりと採点しなければならないことを確認した。

■8月3日 日本ミドル級タイトルマッチ
竹迫司登(ワールドスポーツ)vs 加藤収二(中野サイトウ)
【8R終了ゴング後のレフェリング判断について】

8R、3分終了のゴングと同時に出した竹迫選手の右ロングフックから左フックのコンビネーションブローが中野選手を捉え、ダウンを奪う。
レフェリーはゴングと同時に竹迫選手の攻撃をストップさせるべく竹迫選手の右側より手をのばしたが、竹迫選手の右フックから左フックのコンビネーションブローの際に竹迫選手の背後方向に位置が変わってしまい、そのコンビネーションブローを制止するに困難な状態であった。よってレフェリーは偶然の反則と判断し、ダウンではないとの動作をした。
偶然の反則の際に、減点、休憩等の有無の判断は、担当レフェリーの裁量の範囲内である。
レフェリーには試合の裁定に関する広範囲の裁量権が保証されており(JBCルール49条他)、本試合における裁定へ至るプロセスには、一見極めて明らかに重大なる過失を認め得ず、主審の裁量権の範囲内の裁定であると確認された。
ラウンド終了間際のレフェリング、ダメージの見極め等について意見交換をし、選手の安全管理とプロスポーツとしての競技性(顔面・腹部への打撃を競う)を両立させることを果たすため、適切で説得力のある裁量の行使、技量の向上をつねに目指し、選手はもとより関係者・観戦者が、審判員の裁量権の行使に対して、どのような試合においても、強い信頼を持ってもらえるよう、鋭意努力していくことを確認した。
以上