東京都文京区後楽1-3-61(株)東京ドーム内 TEL:03-3816-5761

東京本部試合役員会報告
日時平成25年2月12日(火) 18:30〜
場所JBC会議室
出席者
レフェリー安部 土屋 サラサス 吉田 葛城 中村 飯田 岡庭 山岸
タイムキーパー高橋 伊藤
アナウンサー冨樫 須藤
JBC森田 浦谷 熊崎 羽生 岩本

【レフェリング検証】
■ガード上に当たったパンチによる「ダウン」はありえるのか
日時:平成24年12月19日
場所:後楽園ホール
試合:江藤大喜(白井具志堅スポーツ)対 アーサー・ビラヌエバ(フィリピン)
OPBFスーパー・フライ級王座決定戦 12回戦
内容:第4ラウンド、ビラヌエバの右パンチが江藤の肩もしくは二の腕付近に当たり江藤がダウン。ガード上もしくは肩や腕に当たったパンチにより倒れた場合のダウンか否かの定義につき議論が為された。
ガードの上に当たったパンチといえども、当たった箇所や衝撃、タイミング、それまでのダメージ等によりダウンか否かの判定は極めて困難。
JBCルールにあるダウンの定義は「有効打による」とあるので、有効打か否かの判定はやはりレフェリーの裁量に委ねざるを得ない。

■ロープダウンについて
日時:平成25年2月2日
場所:後楽園ホール
試合:亀海喜寛(帝拳)対 ホセ・アルベルト・レアル(メキシコ)
ウエルター級 10回戦
内容:ロープを背負った選手が相手のパンチにより腰を落とした場合、ロープダウンを取るべきか否かにつき議論が為された。安全管理上はダメージが見受けられた時点で即刻ダウン判定をした方が望ましいが、相手をロープに詰めた選手は当然連打により攻撃することが予想される。その際ダウン宣告(ロープダウン)のタイミングによってはストップ(ダウン)後の加撃を誘発する事態となり得る。
この様にレフェリーのストップのタイミングによっては不測の事態となり得ることもあるので、十分な見極めと瞬時の判断が重要である。
ロープに触れている状態でダメージが見受けられたのでロープダウンという解釈も成り立つが、JBCルール第109条2項にある「ダメージを受けロープがなければダウンしていたと認められる状態のとき」という本来の解釈により運用するのが望ましい場合もある。

■報告事項
 ・試合役員70歳定年制のアンケート結果について
  体力・能力には個人差があり70歳で完全な線引きをする必要はないが、その為 には何らかの対応が必要であるとの意見が多かった。今後JBCと試合役員会で議論を継続していくことが確認された。
 ・WBC・WBA年次総会について
  WBCが採用を検討しているタブレット端末利用による新採点方式や、WBAが試験導入している0.5ポント採点システムにつき、今後もし日本での試験採用が検討される場合は試合役員会と連携をとり慎重に対処することとした。
 
以上