東京都文京区後楽1-3-61(株)東京ドーム内 TEL:03-3816-5761

試合役員会報告
日時平成24年7月18日(金) 18:30〜
場所JBC会議室
出席者レフェリー:福地 安部 浅尾 吉田 葛城 中村 飯田 山岸 岩本
タイムキーパー:鎌田 高橋
アナウンサー:冨樫 須藤 松原
JBC:浦谷 羽生

【採点検証】
■該当試合@ 
日時:平成24年5月29日
場所:後楽園ホール
試合:木下優作(E&Jカシアス)対 清水康俊(角海老宝石) ライト級 4回戦
結果:清水の3−0判定勝ち
Aジャッジ 37-39 
Bジャッジ 36-40 
Cジャッジ 37-40 

(試合映像による検証内容)
・両者明確なクリーンヒットは見られないが、全体的には清水がペースを掌握しているように見える。
・木下の距離をとったボクシングは、ともすると後手に回っているように見えることがあり、ホールドが目立つラウンドやスウェーバックの後の返しのパンチが出ないなど、自らのボクシングスタイルを貫徹させるアピール度に欠ける。
・採点しづらいラウンドでは、手数はもちろんだが、単発の繰り返しではなく、要所でパンチをまとめるなどし、攻勢をアピールすることが重要。


■該当試合A
日時:平成24年7月3日
場所:後楽園ホール
試合:尹文鉉(ドリーム)対 鈴木哲也(六島) ウエルター級 6回戦
結果:尹の3−0判定勝ち
Aジャッジ 59-55 
Bジャッジ 60-54 
Cジャッジ 59-56 

(試合映像による検証内容)
第1ラウンド:鈴木のラウンド終了間際の攻撃が優勢に見えるが、全体的には単発でまっすぐ下がるなど明確にラウンドを支配したとはいえない。
第2ラウンド:鈴木がダウン。挽回する為にも手数を多く出すべき。
第3ラウンド:尹の大きなボディーが有効に見えるが、鈴木の基本に忠実な試合運びも捨てがたい。
第4ラウンド:尹のボディーが効果的で、鈴木は後手に回る機会が多く、ポイントは尹のもの。
第5ラウンド:鈴木の手数が多くなり、一進一退の展開となる。
第6ラウンド:常時先手をとる尹が優勢。

  (検証総括)
両者クリーンヒットが無いラウンドでは、常に先手をとる選手がペースを掌握しラウンドを支配しているように見え、距離をとりカウンターを狙う選手が後手に回り逃げているように見えることがある。
バックステップや打ち終わり乃至カウンター狙いもテクニックの一つであり、無暗に消極的と決めつけるべきではない。
 しかしながら、逃げているのかカウンターの為の距離をとろうとしているのかの判断は難しく、やはりジャッジに攻勢をアピールするためにも、時に先手をとり、攻撃に強弱などメリハリをつけてワンパターンを払拭することが必要である。


【報告事項】
■医事講習会
7月2日に開催されたJBC・JPBA合同医事講習会における講義内容の概要報告がJBCよりなされた。
■その他
6月22日後楽園ホールにて、裁定を不服としたセコンドがレフェリーをリング上で突き飛ばす暴行行為に及んだ。このような抗議にはライセンス停止などの厳罰をもって対処するよう強い要請が試合役員会よりJBCへなされた。
以上