東京都文京区後楽1-3-61(株)東京ドーム内 TEL:03-3816-5761

試合役員会報告
image

日時平成22年7月21日(水)19:00〜
場所JBC事務局
参加者レフェリー:浦谷 福地 島川 熊崎 浅尾 安部 土屋 吉田 葛城 マーチン 杉山 中村 飯田
タイムキーパー:高橋 田畑 松原 大久保
アナウンサー:冨樫
JBC:安河内 羽生 鮫島 染谷

【ビデオ検証】
一. 4月23日後楽園ホール10回戦
榎 洋之(角海老宝石) vs アルベルト・ガルサ(メキシコ)
ガルサの反則行為(肘打ち)の検証
第3ラウンドのガルサの手を折りたたんで打った鋭角的な右フックが肘打ちのように見えるが、試合時明らかな反則行為とまでは判断できなかった。肘打ちは非常に危険な反則行為であり、今後は故意、偶然を問わずレフェリーは常に注意し、肘打ちと疑わしき行為を認めた場合は即座に試合を中断し、厳重に注意または減点すべきことが確認された。
二. 5月26日後楽園ホール6回戦
原口一喜(熊谷コサカ)vs 堂本佳吾(角海老宝石)
原口の3−0判定勝ち
・試合時は原口のジャブ・右ストレートが有効にヒットしているように見えたが、ビデオ映像では有効打には見えなかったという意見が大勢を占めた。
・原口は手数は多いがパンチがオープン気味でクリーンヒットは少ない。堂本はガードを堅め手数は少ないが左ジャブが度々クリーンヒットしている。相手にプレッシャーをかけ続ける堂本のボクシングがもう少し評価されても良いのではないか。
【女子ボクシング】
7月20日行われた女子ボクシング活性化に向けた女子ボクシング実行委員会からの提案事項につき、試合役員会から様々な意見が出された。
一. 女子ボクシングは、出血や腫れに伴う凄惨なイメージの払拭に努めなければならない。
二. 採点基準をディフェンス技術などのテクニック重視に切り替えるべき。その趣旨を業界関係者やファンに対し告知していくことが必要である。
三. レフェリーは、熾烈な打撃戦とならぬよう試合をコントロールすることが望ましい。
四. 採点基準を女子と男子で変える場合は、現行のような男子の試合の間に女子を入れることは、混乱の要因ともなりうるので避けた方が良い。もしくは女子専用の担当レフェリー制を検討してみてはどうか。
五. 試合中に出血した場合、出血の多寡にかかわらずタイムをかけドクターチェックを仰ぎ、出血が止まらなければ即刻ストップすることもやむを得ない。
六. 女子は男子より手の大きさが小さいので、グローブの握り部分の形状を変更することも検討に値する。
七. グローブの色をピンク等の女性らしいソフトなイメージ色に変え、男子とは違った雰囲気を出すことも必要である。
八. 女子ボクシングの運用ガイドラインを作成するためにも、協会から女子ボクシングに関する要望書の提出を受けることが必要である。

以上