東京都文京区後楽1-3-61(株)東京ドーム内 TEL:03-3816-5761

JBC・JPBA合同健康管理委員会を開催
image  image

 14日(火)、財団法人日本ボクシングコミッション(以下、JBC)と日本プロボクシング協会(以下、JPBA)は、合同による健康管理委員会を都内で開催し、3月21日(土)に東京・後楽園ホールで行われた日本ミニマム級王座決定戦10回戦で発生した死亡事故について、試合映像をもとにした試合状況の確認と故・辻昌建選手が所属していた帝拳ジム関係者からの現場状況の報告、コミッション・ドクターからの手術概要の報告、JBC東京地区試合役員会からの報告等をもとにした各種検証と、事故再発防止のための対策についての検討を行った。
 委員会では、事故再発防止のための対策として下記の五項目を立案し、既に実施されている対策とあわせて、早急にルール化等の実施に向けて着手していくことを決定した。
 また、委員会では、今後も定期的に合同委員会を開催し、事故再発防止のための対策についての検討を重ねていく。


【事故再発防止のための実施・検討項目】

@コーナー・インスペクターの設置
赤・青両コーナー下に、試合中の選手の状況を観察する担当者(コーナー・インスペクター)を配置。選手の異常を察知した段階で、コミッション・ドクターへドクター・チェック等の対応を促す。
※コーナー・インスペクターについては、4月初めから試験的運用を開始し、本稼動に向けて課題の抽出等の作業を進行中。

Aセコンド講習会の開催
ジム関係者向けに定期的に開催している医事講習会やトレーナー講習会に加え、セコンドを対象とした講習会を開催。講習の内容としては、セコンド活動をする上での医学的知識や健康・安全管理知識の向上をはかることに重点を置く。並行して、選手に対しても各講習会への参加を呼びかけていく。

Bチーフ・セコンドの資格化
セコンド講習会の開催と連動し、セコンド担当者を対象に一定以上の医学的知識や健康・安全管理知識を有する者にチーフ・セコンドとしての資格を付与する。

C第三者諮問機関の設置
ボクシング業界関係者以外の第三者を中心として構成する諮問機関を設置し、別の観点からのリング事故の検証や事故防止策の検討等の協力を仰ぐ。

DMRI(磁気共鳴画像)検査の実施
20戦以上経験者、もしくはB級からA級(8回戦以上への出場が可)への昇格時にMRI検査受診を義務化する。