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ボクシング広報12月号
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表紙の言葉
ドネアとの死闘制し
井上尚弥がPFPキングへ

 遂に井上尚弥が米国のボクシング専門メディア「ボクシングシーン.com」でPFP(パウンド・フォー・パウンド)1位に選出された。
 スーパー・フライ級時代は圧倒的な倒しっぷりでアピールしても「イノウエはキャリアが足りない」として世界的な評価は上がらなかったが、直近1年半の4試合(ジェイミー・マクドネル=1回TKO、ファン・カルロス・パヤノ=1回KO、エマヌエル・ロドリゲス=2回KO、今回のノニト・ドネア戦)で確固たる評価が固まった。井上自身もWBSSという「このトーナメントが自分がバンタム級に上げるタイミングで行われたのがすごく運を味方にした」と語る。
 ドネア戦はまさに死闘だった。そして井上のメンタルの強さを印象づける試合となった。
 初回は絶好調だった。スピードと強打で圧倒し、早期決着も予感させた。波乱は2 回。2分すぎにドネアの強烈な左フックを浴び、今まで1度も顔に傷を負ったことのない井上が右目上から出血(試合後、眼窩底骨折と鼻骨骨折も判明)し、「この左フックで全てが壊れた」と後述しているように、深刻なダメージを負った。ドネアが二重に見えるため、パンチを被弾した右目をグローブで隠し、左目だけで見て焦点を合わせた。
 傷口が広がって止められたら負けてしまうという不安がよぎる中、冷静に「倒すことを考えず、左を主体にポイントを取る作戦」に切り替えた。
 9回は危なかった。ドネアの右ストレートを浴びてバランスを崩し、クリンチに逃げる。このピンチにも「ドネア戦に向けてしっかり首を鍛えたので耐えることができた」。カウンター狙いのドネアが深追いしてこなかったのも幸いだった。
 この回を終えた時点でポイントが接近していることを意識した井上陣営は残る3回を確実にポイントを取りにいく。細かいパンチをまとめた10回はラウンド終了後に珍しくガッツポーズでファンにアピール。その表情は英雄・ドネアとの闘いを楽しんでいるかのようにも見えた。
 最大のヤマ場は11回。1分過ぎ、強烈な左ボディーがドネアのストマックを痛打。左ジャブから右アッパー、左ボディーのコンビネーションは井上の得意とするパンチだ。くるりと背を向けたドネアは右ヒザからダウン。カウントは10を数えたが、直後に立ち上がったドネアにレフェリーは続行を指示。納得のいかない判断だったが、残り時間は90秒もある。KOでのフィニッシュを期待したが、ドネアも捨て身の左フックで反撃。この一撃を警戒した井上も慎重になり、深追いはできず、判定決着となった。
「この経験は大きい。3、4試合分のキャリアを積めた」と井上。試合後、米興行大手トップランク社と複数年契約を正式に発表。2020年は無人の野を駆け、スーパースターへの階段をひた走る。
(デザイナー・周東良次)
巻頭言:WBSS決勝

WBA/IBF世界バンタム級タイトルマッチ
井上、ドネアを判定で降し、アリトロフィーを獲得!
WBC世界バンタム級王座統一戦
井上拓真、プロ初黒星で王座統一ならず
OPBF東洋太平洋スーパー・ライト級タイトルマッチ
内藤津樹、敵地・韓国でOPBF王座を死守!
WBOアジアパシフィックフライ級タイトルマッチ
阪下、逆転KOで初防衛に成功
日本フライ級王座決定戦
阿久井、初回TKO勝利で日本王座獲得
日本スーパー・ウエルター級タイトルマッチ
松永、的確な攻撃でKO防衛を果たす!
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