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ボクシング広報7月号
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表紙の言葉
グラスゴーの惨劇
ナオヤ・イノウエを見たか!

 もうこれで何度目だろう。井上尚弥の見事な勝ちっぷりを見て再び胸が高鳴った。
 専門誌もここぞとばかり、特集を組んだ。ボクシング・マガジンはカラー20ページを割いて企画モノとともに掲載。本間暁特派員の渾身のレポートが光る。
 ボクシング・ビートの表紙には『井上尚弥をPFPキングに推す』という大胆なコピーが躍った。この不世出のボクサーに最大級の賛辞が降り注ぐ――。
 約4年半前の2014年12月30日。オマール・ナルバエスとの対戦が決まった時、「時期尚早」、「無謀なマッチメーク」とも言われた。私も同感だった。
 プロキャリア僅か7戦の井上に対し、ナルバエスは世界王者に君臨して12年半。WBO世界フライ級王座防衛16度、スーパー・フライ級王座は11連続防衛中(世界戦28勝1敗1分=唯一の敗戦はノニト・ドネア)のまさしく大豪。プロアマ通じて150戦超のキャリアでダウンの経験はなし。この歴戦の雄相手では戦前の悲観的な予想もうなずける。
 試合は井上が一方的に支配した。試合開始30秒、右ストレートでキャンバスに叩きつけ、361秒の間に計4度も倒してカウンテッド・アウト。現場でこの戦いを目撃した時、日本にPFPキングを狙えるボクサーが誕生したと感じた。
 以降、9戦のキャリアを積んだ。スーパー・フライ級王者時代は、たび重なる両拳の負傷に苦しんだが、バンタムに階級をアップしてからは圧巻の強さを発揮。WBA王者のジェイミー・マクドネルを初回1分52秒で破り王座を獲得。WBSS開幕戦ではファン・カルロス・パヤノをまたしても初回1分10秒、豪快にワンパンチで葬った。
 そしてWBSS準決勝で世界のボクシングファン垂涎の一戦が実現した。相手はこれまでのキャリアで最強の難敵ともいえるエマヌエル・ロドリゲス。
 緊迫の初回を終え、迎えた2回。ラウンド開始から30秒、右ボディーから相打ちの左フックでダウンを奪う。鼻血を流しながら立ち上がったIBF王者に強烈な左右のボディーブローを浴びせてダウンを追加。ロドリゲスは左目を閉じながら力なく首を左右に振り、『とんでもねぇパンチだ』とばかりに降参をアピール。ここで終わりかと思いきや、立ち上がったロドリゲスにレフェリーは試合続行を指示。最後は左右の連打を叩き込み、グラスゴーの惨劇に終止符が打たれた。次戦はWBSS決勝で5階級制覇王者ドネアとの対戦が決定している。
 試合後、PFPランキングが更新され、THE RINGとESPNはワシル・ロマチェンコ、テレンス・クロフォード、サウル・アルバレスに次ぎ、ナオヤ・イノウエを4位にランクしている。
(デザイナー・周東良次)
巻頭言:日本初の4階級制覇

IBF世界バンタム級タイトルマッチ
井上尚弥、KO勝利でまたもや世界に衝撃を与える!
IBF世界フライ級タイトルマッチ
黒田、二度目の挑戦も判定負けで王座獲得ならず
IBF世界ライト・フライ級タイトルマッチ
小西、激しい打撃戦を演じるもアルバラードの牙城を崩せず!
WBO世界スーパー・フェザー級タイトルマッチ
伊藤、ヘリングに翻弄され王座陥落!
WBA世界フェザー級タイトルマッチ
久保、敵地で二階級制覇ならず!
WBA世界ライト・フライ級タイトルマッチ
木村、大差判定負けでカニサレスの牙城を崩せず!
WBC世界ミニマム級タイトルマッチ
福原、無念のTDで王座返り咲きならず
OPBF東洋太平洋バンタム級タイトルマッチ
栗原、最短KO記録で初防衛に成功!
WBOアジアパシフィックバンタム級タイトルマッチ
小林、無尽蔵のスタミナでマンクィルを撃破!
WBOアジアパシフィックフライ級王座決定戦
阪下優友、初のタイトル戦で王座獲得!
日本スーパー・ウエルター級タイトルマッチ
松永、新藤を棄権に追い込んで新王者!
日本スーパー・バンタム級タイトルマッチ
久我、田村との再戦を制し、二度目の日本王座奪取
日本ライト・フライ級タイトルマッチ
堀川、指名挑戦者を大差で退けV1
OPBF女子東洋太平洋ミニマム級王座決定戦
廣本、苦しみながらも女王の座を射止める
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◆移籍届

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