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ボクシング広報3月号
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表紙の言葉
比嘉も然り。
日本の王者の強さを見よ

 まるで30年前に遡ったかのようなクラシカル・ファイトで王者・比嘉大吾が勇躍した。
 過去、沖縄での世界戦は3度開催され、いずれも日本人ボクサーが完敗を喫している。
 最初の世界戦はよく覚えている。1975年12月、島袋武信がルイス・“ルムンバ”・エスタバの保持するWBC世界ライト・フライ級王座に挑んだ。アマチュアでの実績に定評のある島袋は『大場政夫2世』といわれ、次世代のホープとして期待されたが、プロ入り後は軽量ゆえ低迷。WBCがライト・フライ級を新設するとJBCの推薦もあり、3位にランクされ、世界初挑戦を実現させた。
 初代王者のフランコ・ウデラが王座を剥奪され、2代目の王者がエスタバだった。戦績は38戦29勝(21KO)7敗2分でフライ級時代はオーランド・アモレス(大場に逆転KO負け)に敗れるなど、これといった実績もない。
 さらにこのエスタバ、16歳(!)の長女を筆頭に7人の子どもがおり、年齢も当時としてはかなり高齢の35歳(37歳説もあり)。島袋の戦績も13戦8勝(2KO)4敗1分と心許ないものだったが、未知のクラスでの挑戦とあって、23歳の若き挑戦者にもチャンスありと予想する関係者もいたが、結果は10回TKOの惨敗。以降、エスタバは通算11度の防衛に成功。老獪なボクシングで牙城を堅守する名王者として君臨した。
 77年5月には沖縄の星・フリッパー上原がラファエル・オルテガが保持するWBA世界フェザー級王者に挑み2度のダウンを奪われ、5〜10ポイント差の大差判定負け。
 具志堅用高の凱旋試合は81年3月。V12戦で大苦戦を強いられた“満腹役人”ペドロ・フローレスとの再戦で挑戦者の執拗な手数と連打に12回TKOで敗れた。
 この先達たちと沖縄県民の無念を払拭したのが比嘉だ。挑戦者のモイセス・フエンテスは強打の元2階級制覇王者。
 試合はスリリングだった。開始早々、フエンテスの右フックがヒットするが比嘉は怯まず前進。左右の強打を上下に散らし、フィニッシュは右ストレートをストマックに突き刺し、マットに這わせた。
 これで浜田剛史らの持つ15連続KOに並んだ。試合毎に強くなっているだけに記録更新は間違いない。かつてムサシ中野がそれまで『6』だった連続KO記録を2ケタの『12』と大幅更新させたように、比嘉には大台の『20』を目指してもらいたい。
 試合後、沖縄県の翁長雄志知事は比嘉と所属ジムの具志堅会長に県民栄誉賞を贈ることを発表。比嘉は「会長と一緒に賞が頂け、信じられないくらい嬉しい」と語った。比嘉も然り。日本の世界王者はとてつもなく強い。
(デザイナー・周東良次)
巻頭言:ボクシング界のさらなる発展を願って

WBA世界ライト級タイトルマッチ
リナレス、大差判定勝利でV3
WBC世界フライ級タイトルマッチ
比嘉、日本タイ記録となる15連続KOで防衛に成功!
OPBF東洋太平洋スーパー・フェザー級タイトルマッチ
小谷、TKOでマガレに屈する
OPBF東洋太平洋スーパー・ライト級王座決定戦
内藤律樹、親子でOPBF王座に就く
WBOアジア&パシフィックバンタム級タイトルマッチ
勅使河原、一進一退の攻防を制し王座獲得
日本スーパー・フェザー級タイトルマッチ
末吉、ダウンを挽回し大里をストップ!
日本ライト級タイトルマッチ
吉野、斉藤を一蹴し初防衛に成功
TOPICS
◆村田が初のMVP
◆村田涼太が初防衛戦
◆駿河ジム、増田会長が逝去
◆タイトル返上届
◆引退届
◆クラブオーナー変更届
◆住所変更届
◆名称変更届
◆ジム休会届
◆移籍届
◆リングネーム変更届

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