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ボクシング広報7月号
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表紙の言葉
充実の井岡、腕を撫す和氣
7.20大阪決戦を見よ

 6月3日(日本時間4日)、元世界ヘビー級王者のモハメド・アリが74歳で鬼籍入りした。1996年のアトランタ五輪開会式から20年。右手にトーチを持ち、左手はせわしなく震えていた。『パーキンソン病』と闘い、聖火台の下に立つアリの姿は全世界を驚かせた。あの時はまだ54歳だったのだ。改めて衝撃が走る。
 アリの訃報から2週間後の6月17日、ベースボール・マガジン社から追悼本『モハメド・アリ―永遠のチャンピオン』が刊行され、思い入れたっぷりの執筆陣がそれぞれの感情を綴っている。私も70年代のヘビー級について寄稿させていただいた。この70年代こそヘビー級が最も輝いていた時代なのである。
 アリが61戦のキャリアの中で最も苦戦を強いられ、明確な勝利を挙げることのできなかったボクサーは誰か。それは70年代に3度対戦したケン・ノートンではなかろうか。
 アリは通算5敗を喫している。ラスト2戦のラリー・ホームズとトレバー・バービック戦は除外するとして、初めて黒星を喫したジョー・フレイジャーには、その後2度対戦して連勝しているし、レオン・スピンクスにはリターンマッチで快勝している。ノートンとはアリの2勝1敗でその全てがクロスファイトだった。
 初戦はアゴを割られて1-2の判定負け。続く2試合は僅差判定で勝利の糸を手繰り寄せたが、いずれもノートンのアグレッシブな攻撃を支持する声も多かった。ラウンド・システム(ラウンド毎になるべく優劣をつける)という採点法がアリを勝利へと導いた。キャリア晩年のアリは『強い』というより『負けない』王者だった。
 名王者ひしめく70年代。それでもボクシングを語る時、中心にはアリがいて話題を独占した。その濃密なキャリアは神格化され、追随を許さない。さらば、フォーク(民衆の)ヒーロー。希代のカリスマよ、安らかに……。
 今月は7.20大阪でのダブル世界戦を表紙にした。昨年の大晦日決戦から7ヵ月。今までで最も長い試合間隔でV3戦に臨む井岡一翔。対戦相手の同級7位のキービン・ララは18連勝中と勢いに乗る21歳の新鋭だが、ここはしっかりとクリアし、陣営は次戦でWBA世界同級スーパーチャンピオンのファン・フランシスコ・エストラーダとの統一戦を目論んでいる。
 昨年6月の指名挑戦権獲得から1年。待たされ続けたトップコンデンター、和氣慎吾の世界戦が決まった。IBF世界スーパー・バンタム級王座決定戦として同級2位のジョナタン・グスマンと対戦する。このグスマン、21戦全KO勝ちの強豪だが和氣は「リーゼントが崩れる前にボコボコにしてリングに沈める」と怪気炎ともいえるリップサービス。ようやく決まった晴れ舞台に気合い充分。人生が変わる大一番に挑む。
(デザイナー・周東)
巻頭言:モハメド・アリ氏への追悼

WBC女子世界ミニ・フライ級タイトルマッチ
黒木、世界戦で初のKO防衛!
OPBF東洋太平洋ミニマム級暫定王座決定戦
加納、2対1の判定で王座奪取!
OPBF東洋太平洋スーパー・バンタム級タイトルマッチ
久保、不満の初防衛!
OPBF東洋太平洋ミドル級タイトルマッチ
西田、判定負けで王座陥落
OPBF女子東洋太平洋フェザー級タイトルマッチ
三好、OPBFで三階級制覇を達成
TOPICS
◆モハメド・アリ氏が逝去
◆加納陸と高山勝成が空位の王座決定戦出場へ
◆井岡と和氣が大阪で世界戦
◆移籍届
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