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ボクシング広報1月号
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表紙の言葉
痛恨の逆転負けもベガスのリング
刻印した壮絶ファイト

 ライト・ヘビー級史上、屈指の名王者ボブ・フォスターが77歳の生涯を閉じた。壊滅的なワンパンチ・フィニッシャーとして永らくライト・ヘビー級の絶対王者として君臨。ディック・タイガーやマイク・クォーリーを葬った左フックは壮観で、強豪ボクサーを完璧にノックアウトするシーンには戦慄が走った。
 ヘビー級にも進出し、当時の世界王者のジョー・フレイジャーに挑み、2回KO負け。モハメド・アリの保持する北米王座に挑戦した時は、アリのスピードに翻弄され、7度もダウンを喫して8回KO負け。ライト・ヘビー級では14度の防衛を重ね、無敵を誇ったのに、ヘビー級では別人のように脆い不思議なボクサーだった。
 90年に国際ボクシング名誉の殿堂入り。我が心の名ボクサーがまたひとり鬼籍に入った。

 王者ひしめく帝拳ジムにあって、地道にキャリアを重ねてきた木村悠がプロ入り10年目で世界を掴んだ。
 アマチュア時代は八重樫東、五十嵐俊幸、細野悟、亀海喜寛と同期で、法政大学1年時に全日本選手権を制するなど、華々しく活躍。
 2006年10月にタイ人を2回KOでプロデビュー。6戦目で小野心に負傷判定負けで初黒星。12戦目には現世界王者の田口良一に6回TKOで敗れ、地味な日本ランカーとして低迷した。
 後楽園ホールでもジムの同僚がリングサイドに陣取って声援を送るなか、木村はその中に入れず、ホールの一番上でひっそりと観ていたのだという。「悔しくて、悲しくて、情けなくて…」と専門誌のインタビューで当時を吐露している。
 14年2月に日本王座を獲得。着実に防衛を重ねて地力を蓄え、自他共に認める『最初で最後の世界戦』に挑んだ。
 序盤は王者ペドロ・ゲバラにリードを許し、5回にはダウン寸前のピンチ。ここからの執念の反撃は実に見応えがあった。判定は極めて微妙だったが、2−1で木村を支持。勝利コールの時はまさに神が舞い降りたともいえる瞬間だった。
 表紙は『ラスベガスの大激闘』で作成した。 それにしても凄い試合だった。初回、フランシスコ・バルガスの右を浴び、大きくヒザを折った。3回まで劣勢も、4回にボンバーレフトで豪快に倒し、以降は深刻ともいえるダメージを与え続けた。
 実は8回を終わったインターバルで、挑戦者は次の9回で試合を止めると言い渡されていたのだという。逆転劇を生んだ猛攻は、まさに捨て身のラッシュだったのだ。
 残念な結果に終わったものの、世界中のボクシングファンが注目するリングで、メインのサウル“カネロ”アルバレス対ミゲール・コット戦を凌ぐ試合内容で全世界にアピールしたのはまぎれもない事実。『三浦隆司』の名はベガスのリングに、しかと刻印された。次の闘いに誰もが注目していることだろう。
(デザイナー・周東良次)
巻頭言:新年のご挨拶

WBC世界スーパー・フェザー級タイトルマッチ
三浦隆司、ラスベガスに散る
WBC世界ライト・フライ級タイトルマッチ
木村、劣勢を跳ね返し王座奪取!
WBC世界スーパー・フライ級タイトルマッチ
クアドラス、スピードで圧倒し防衛に成功!
WBO女子世界ミニ・フライ級タイトルマッチ
池原、拳の負傷を乗り越え判定でV3
WBO女子世界スーパー・フライ級タイトルマッチ
高野、世界初挑戦は4回KOに散る
IBF女子世界ライト・フライ級タイトルマッチ
柴田、ドロー防衛で次につなげる
日本/OPBF東洋太平洋ミドル級タイトルマッチ
柴田、前原を圧倒し二冠を維持
OPBF東洋太平洋スーパー・ウエルター級タイトルマッチ
細川、作戦完遂で新王者に!
日本ミニマム級王座決定戦
福原、執念で日本王座を獲得
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