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ボクシング広報12月号
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表紙の言葉
世紀の大番狂わせから25年
京都発(初)、世界へ。

 1990年11月16日、神戸のリングで日本ボクシング史上ベスト5に入るであろう大番狂わせが勃発した。地元の王者・浅川誠二はこの日まで18戦16勝(11KO)1敗1分。次戦で初の世界挑戦を目論む関西のホープは、チューンナップ試合として保持する日本フェザー級王座6度目の防衛戦を行なった。
 挑戦者は京都拳闘会所属の園寿和。日本6位の選手だったが前戦で敗れてしまい、辛うじてランキング10位をキープしていた。戦績は10戦5勝(1KO)4敗。大一番を控える浅川にとっては負けられないというより、負けるはずのないマッチメークだった。
 3回までは王者楽勝のペースで進行した。誰もが浅川のKO防衛を信じていたが、波乱は4回に起きる。劣勢の挑戦者が踏み込み、右フックから左フックを王者のアゴにジャストミート。浅川はガクンとヒザを折り、顔面からキャンパスへと落下。衝撃のKOシーンだった。
 さらに驚かせたのが試合後のインタビュー。「この試合を最後に引退します」と宣言、12日後にはボクシング・コミッションにタイトルを返上してしまった。父親が経営する『関西地図センター』の跡取りとして仕事に専念するというのが理由だった。
 ビックアップセットから25年。京都のウォズジムから2人の日本王者が誕生した。4月13日、実力派王者の益田健太郎を圧倒して日本バンタム級のベルトを腰に巻いた大森将平。30日には加藤善孝が返上した日本ライト級王座を加藤と同門の杉崎由夜と争い、王座を射止めた徳永幸大。永い沈黙のあと、京城に日本タイトルが戻って来た。
 すでに両者とも初防衛に成功。12月16日には島津アリーナ京都でともにV2戦が内定していた。大森は14位のマーク・ジョン・ヤップ、徳永は7位の西谷和宏と対戦予定だったが、大森にビックチャンス到来。WBOからオファーがあり、同日は1位にランクされるマーロン・タパレス(大森は2位)とWBO世界バンタム級王座挑戦者決定戦に打って出ることとなり、『京都発(初)、世界へ。』の表紙が実現した。
 大森はアマ時代は19戦11勝(4RSC)8敗と並の戦績しか残していない。南京都高1年で試合に負けたのを機にサウスポーに転向。マニー・パキャオのボクシングに感銘を受け「絶対に倒しにいく。踏み込みが凄い」と地道に研究を重ね、研ぎ澄まされた才能がプロ入り後、一気に開花する。
 山中慎介とWBC世界バンタム級王座を争ったこともあるクリスチャン・エスキベルを倒し、世界ランク入り。前述の益田戦で非凡な能力を東都にアピールし、V1戦では世界挑戦経験のある向井寛史を翻弄した。ここまで15戦全勝(10KO)。タパレスの戦績は29戦27勝(10KO)2敗。ちなみに王者はパンルアン・ソーシンユー(赤穂亮を2回KOで破り戴冠)。京都のジム初の世界王者を目指す。
(デザイナー・周東良次)
巻頭言:年末の世界戦興行について

WBC世界ライト級タイトルマッチ
リナレス、KOで2度目の防衛に成功!
WBO女子世界バンタム級王座決定戦
藤岡、三階級制覇達成!
WBA/WBC女子世界アトム級王座統一戦
小関、ダウンを跳ね返し王座統一
日本フェザー級タイトルマッチ
細野、僅差の判定で渡邉を退ける
日本フライ級タイトルマッチ
粉川、判定で初防衛に成功
TOPICS
◆井上尚弥が初防衛、八重樫が三階級制覇に挑戦
◆内山と田口が大晦日に世界戦
◆井岡一翔が大晦日に2度目の防衛戦
◆10月度ランキング委員会報告
◆タイトル返上届
◆新ジム開設
◆名称&住所変更届
◆住所変更届
◆ジム休会届
◆移籍届
◆リングネーム変更届
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