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ボクシング広報9月号
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表紙の言葉
世界を強奪した
[新旧]倒しまくった男たち

 今夏はタイトルマッチの数が少なく、今月も企画モノで表紙を作成した。
 8月末日現在、日本のジムに所属する世界王者は11名。豪快にKO防衛を続ける王者も多いことから、新旧の世界王者から『倒しまくった男たち』をそれぞれ3名セレクトさせていただいた。
 現役の王者からは“ノックアウトダイナマイト”内山高志、“ゴッドレフト”山中慎介、“ボンバーレフト”三浦隆司の3名。内山、山中の選定に異論はないと思うが、残る1名を世界戦でのKO決着の実績から、三浦を選んだ。
 歴代の元王者にもKOパンチャーは多いが、豪腕をイメージすると迷うことなく3名の猛者を選ぶことができた。
 まず、“ハンマー・パンチ”藤猛。1967年、デビュー3年目で迎えた世界戦はファイターがテクニシャンを破壊する典型的な試合だった。王者はローマ・オリンピック銀メダリストの技巧派、サンドロ・ロポポロ。2回、日系ハワイ三世のハンマーのような右フックが痛撃。王者はまるで熱で溶けた飴細工のようにグニャリとキャンバスに落下。立ち上がったが左フックで再びダウン。さらに立ち、藤が狂気の猛攻。セコンドがロープ越しに抱きついてロポポロを救ったが、それでも藤は風車のようなパンチを浴びせ続けていた。
 “殺戮劇”が終わり、カタコトの日本語で語った言葉が有名な「大和魂」、「カッテモ、カブッテモ…(勝って兜の緒を締めよ)」だった。
 ミュンヘンオリンピック代表から特例のA級でプロデビューしたのが“KO仕掛人”ロイヤル小林。プロテストでは元日本スーパー・フェザー級王者の岩田健二を相手にヘッドギアなしでスパーに挑み、右フックで豪快にダウンを奪い、見事合格。苦痛に顔をゆがめる岩田の表情が脳裏に焼き付いている。
 デビュー戦こそ判定だったが、以降11連続KO勝ちをマーク。世界ランカーのバート・ナバラタン戦(判定勝ち)で連続KOは途切れたが、74年末から5カ月足らずの間に竹森三城(2回)、豊島正直(6回)、歌川善介(2回)と3人のライバルを倒しまくり、人気は沸騰したが、世界戦はアンラッキー。アレクシス・アルゲリョ、ウィルフレド・ゴメス、ラファエル・ペドロサといった難攻不落の王者との対戦が多く、通算5戦1勝(1KO)4敗だった。
 昭和最後のストイック“琉球武士”浜田剛史(帝拳プロモーション代表)。80年から85年にかけて15連続KOの日本記録を樹立。4度の左拳骨折で2年のブランクを作り、さらに右ヒザ半月板も損傷。それでも寸分も揺るがず一意専心、拳闘に全精力を注ぐ姿に憧れた。
 注目の世界初挑戦は86年。当時、日本ボクシング界は世界王者不在。挑戦者は背水の陣で挑み、衝撃的な初回3分9秒KO勝ち。観客は会場(両国国技館)を出ても興奮覚めやらず、大きな円陣を組み、『日本ボクシング界万歳』を連呼した。私も輪の中で声を枯らした。
(デザイナー・周東良次)
巻頭言:夏の減量について

OPBF東洋太平洋スーパー・ミドル級タイトルマッチ
清田、ダウンを挽回してV2
OPBF東洋太平洋バンタム級タイトルマッチ
山本、ダウン応酬の激闘を制す!
日本フライ級王座決定戦
粉川、判定で王座復帰を果たす
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