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ボクシング広報6月号
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表紙の言葉
王者・山中慎介に死角なし
ビッグマッチ実現を期待

 充実の日本ボクシング界。今月も悲喜交々、好ファイトが続いた。
 長谷川穂積と井岡一翔は3階級制覇ならず。長谷川はキコ・マルチネスとの壮絶な打撃戦に散り、井岡は1-2判定を落とした。
 高山勝成は小野心と白熱の攻防。7回までは挑戦者の多彩な左が試合を掌握。番狂わせの予感も漂ったが、中盤以降、高山がプレスを強め、10回と最終回にダウンを奪い逆転。夢の4団体制覇へ生き残った。善戦むなしく敗れた小野も今回の世界初挑戦で大いに自信をつけたことだろう。
 世界戦以外では加藤善孝と鈴木悠平の一戦が珠玉の内容だった。前戦で東洋太平洋王座を手放したが、モチベーション下がることなく絶好調でリングインした王者と、リベンジ(昨年2月に判定負け)に燃える挑戦者。特に鈴木の気魄が凄い。前半劣勢も6回、左フックで王者のヒザを揺らし、勝負に出た7回、加藤の強烈な右を浴び、痛恨のKO負け。現在、24歳。近い将来、腰にベルトを巻いてもらいたいボクサーのひとりだ。再起が待たれる。試合後、リングに向かって一礼をする真正ジムスタッフの紳士的な振る舞いには好感が持てる。
 表紙は山中慎介。かつて日本の一流世界王者でも、数ある防衛戦で苦戦を経験したものだ。山中は今回が7度目の世界戦だが、いずれも完勝。全く危なげない。挑戦者は王者の左を警戒し、緻密な戦略とハードなトレーニングを重ねるのだが、最後はこの左で仕留められてしまう。この日も神の左は健在。挑戦者のシュテファーヌ・ジャモエも「ヤマナカは過去最強」と脱帽。絶好調の今、ビッグマッチが実現することを期待したい。
 最後に興味深いノンフィクションが上梓されたので紹介したい。「浪速のロッキーを〈捨てた〉男」〜希代のプロモーター・津田博明の人生〜(浅沢英・著/角川書店・刊)。大阪は西成の地を舞台に、選手経験ゼロから新進ジムトレーナーに転身、やがては独立してジム会長として大成功をおさめた津田氏の人生を18年の歳月を費やして取材、渾身の一冊としてまとめあげた。
 最初の愛弟子、竹ノ内秀一との出会いと別れ。自ら弟子入りを懇願してきた浪速高校の暴れん坊"浪速のロッキー"赤井英和との世界戦までのサクセスストーリー。その後の確執と挫折。実現寸前で幻に終わった赤井―亀田昭雄戦の真実。手塩に掛けて育てた杉本光一…。
「ペンキはいつか剥げるんや」(ペンキを塗る、とは弱い選手とばかり試合を組ませ、戦績ばかりが立派になったボクサーを揶揄する隠語)と言われ、消すことの出来ない負の記憶を募らせた津田氏の狂気と孤独。やはり18年という取材期間は説得力がある。ファンならずとも必読の書といえる。
(デザイナー・周東)
巻頭言:次世代に受け継ぐということ

WBC世界バンタム級タイトルマッチ
山中、4度倒してV6を達成!
IBF世界スーパー・バンタム級タイトルマッチ
長谷川穂積「集大成」のリングで、壮絶なTKO負け
IBF世界フライ級タイトルマッチ
井岡、三階級制覇ならず!
IBF世界ミニマム級タイトルマッチ
高山、小野を退けV2 
OPBF東洋太平洋スーパー・ライト級タイトルマッチ
小原、豪快KOでOPBF王者にステップアップ
OPBF東洋太平洋ライト級タイトルマッチ
中谷、判定勝利で初防衛に成功!
日本フライ級タイトルマッチ
村中、TKO防衛で黒田の二階級制覇を阻む
日本バンタム級王座決定戦
益田、負傷判定で悲願の日本王者に
日本スーパー・フライ級王座決定戦
戸部、痛烈KO劇で王座奪取!
日本ライト級タイトルマッチ
加藤、鈴木との再戦を制し防衛に成功!
TOPICS
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◆住所変更届
◆クラブオーナー変更届
◆移籍届
◆リングネーム変更届
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