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ボクシング広報2月号
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表紙の言葉
35歳・湯場忠志、堂々の国内4階級制覇

 凄い試合だった。早くも年間最高試合の声も上がるほどの至高の闘いだった。
 キャリア48戦のベテラン元王者の前に立ち塞がる、外国籍の若きスラッガー。この一戦を表紙に決め、作業を進めながら約27年前の闘いを思い出していた。以前、このコラムで少しだけ触れたことのある串木野純也─カーロス・エリオット戦である。
 今でも多くのファンが『日本タイトルマッチとして最高の試合』と口を揃える。王者の串木野は6度の東洋太平洋、日本王座挑戦失敗の後、81年10月、ダイナマイト松尾との王座決定戦を制し、初戴冠。この時の戦績が30戦16勝(12KO)14敗。ここから『負け星のメインイベンター』が奇跡を起こす。
12連続KO防衛を含む、13度のタイトル防衛に成功するのだ。
 エリオットは米国軍人として来日。青森県三沢市の三沢飛行場勤務のかたわら八戸帝拳ジムよりデビュー。6連続KOをマークし、圧倒的な強さゆえ国内では対戦相手がいなくなっていた。
 注目の試合は84年7月30日、大阪府立体育会館で行なわれた。開始のゴングとともに挑戦者がダイナミックな連打、左右のアッパーで王者を滅多打ち。一方的な展開は続き、5回終了間際には右アッパーで深刻なダメージを負わせる。まさに敗色濃厚。
 6回開始ゴングによろよろと立ち上がったベテラン王者に若き挑戦者がフィニッシュを狙い、襲いかかる。強引に打ちまくるエリオットに串木野が起死回生の右ストレート。この一撃がカウンターで決まり、エリオットがダウン。再開後も右フックでロープに吹っ飛ばし、豪快なエンディング。『浪速の倒し屋』の面目躍如。"これぞまさしく"の逆転KO劇に酔った。我が心の名勝負のひとつである。「5回の猛攻で心は折れかかっていた」という串木野は疲労困憊。リングにへたり込みながらベルトを腰に巻いてもらい、認定書を受け取る姿が目に焼き付いている。
 夢の国内4階級制覇を目指す35歳の湯場忠志もカルロス・リナレスのスピードとパワーに初回から翻弄され「タイトルマッチじゃなかったら心が折れていた」と語っている。さらに試合3日前に左肩を脱臼、「もう試合が出来ないとホテルで泣いていた。試合当日、ストレッチをしていたら奇跡的に治った」ことも明かした。
 若き強豪相手に堂々たる逆転KOで新記録達成。我が心の名勝負がまたひとつ増えた。
(デザイナー・周東良次)
巻頭言:万人の認めるレフェリングのために

日本フライ級王座決定戦
粉川拓也、僅差判定で二つ目のベルト獲得
日本スーパー・ウエルター級王座決定戦
中川大資、最終回KOで2階級制覇
日本ミドル級王座決定戦
湯場忠志、KOで国内初の4階級制覇達成
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