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ボクシング広報6月号
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表紙の言葉
夢は大きく打倒パッキャオ
頼もしき王者が羽ばたく

 本が好きだ(まだiPad〜アイパッド〜には抵抗がある)。多くのジャンルの本を読みまくっている。深夜遅くまで仕事をしているので読書タイムは通勤電車の中。現在は遅ればせながら、すでに文庫本化された『ボックス!』(百田尚樹/太田出版刊)を読んでいる。
 中学の頃、今は亡きスポーツライター佐瀬稔氏の感動の名著『感情的ボクシング論〜リングサイドでうたを聞いた〜』と“出会って”からノンフィクションものは片っ端から読破。それでも『ボックス!』のようなフィクションには興味が持てずにいた。ところが、これが面白い。さすが40万部を超える大ベストセラーだけのことはある。
 物語は大阪の高校ボクシング部が舞台。やんちゃな天才型・鏑矢義平と生真面目な努力型・木樽優紀。対照的なふたりの幼なじみが織り成す青春小説の傑作だ。ボクシングというスポーツの過酷さ、そして素晴らしさ…。1勝に賭けるボクサーたちの猛き思いが伝わり、感涙もの。
 文庫本は上下巻併せて750頁超あるが、あと残り80頁となった現在、ラストまで一気に読破するのがもったいなくて、ためらっている。それくらい面白い。
 すでに市原隼人主演で映画化(5月から全国東宝系ロードショー)されており、評判も上々と聞く。
 この百田氏、5月には1960年代のボクシング黄金時代を背景にした『リング』(PHP研究所刊)を上梓。白井義男が世界チャンピオンになってからファイティング原田が引退するまでがストーリーになっている。
 少し調べてみたが、この60年代のボクシングがいかに熱い時代だったかということや、当時の世界王者の重みがケタ外れだったということ、そしてファイティング原田がどれだけ偉大なボクサーだったのかが描かれているという。『ボックス!』の次は『リング』を読みます。
 今月は内山高志の初防衛戦で表紙を構成した。チャレンジャーはランキング13位のアンヘル・グラナドス。安心して観ていられる世界戦だった。いや、いつだって内山の試合は安心して観ていられる。世界を獲る前だって苦戦知らずだし、相手が世界ランカーでも軽く一蹴。
 この王者の凄い所は、天才型ではなく、努力型のボクサーだということ。現在の盤石ともいえる強さを日々の鍛錬でコツコツと築き上げたのだ。先の『ボックス!』なら木樽タイプなのだろう。
 あまりの強さに全く底の見えぬ王者だが、これが確固たる日々の精進の結果なら、これほど頼もしい王者はいない。努力が天才を凌駕する典型的な例だ。
 夢はマニー・パッキャオ戦。夢は大きいほうがいい。頼もしき王者が大きく羽ばたく。
   (デザイナー・周東良次)
巻頭言:競技性の充実と人気高揚へ、少年ファンの観戦増加を望む

WBA世界スーパー・フェザー級タイトルマッチ
内山高志、6回TKOで初防衛に成功
WBA世界スーパー・バンタム級タイトルマッチ
木村章司、タイに散る―プーンサワットに4回TKO敗
WBA女子世界スーパー・フライ級タイトルマッチ
天海ツナミ、江畑佳代子を下し2度目の防衛
OPBF東洋太平洋スーパー・フライ級タイトルマッチ
河野公平、終盤TKOで2度目の防衛
OPBF東洋太平洋フライ級タイトルマッチ
池原繁尊、無念の11ラウンドTKO負け
OPBF女子東洋太平洋ライト・フライ級タイトルマッチ
菊地奈々子、4ラウンドTKOで2度目の防衛
OPBF女子東洋太平洋スーパー・フライ級タイトルマッチ
山口直子、TKOで初防衛
日本スーパー・フェザー級タイトルマッチ
圧巻のTKO、三浦隆司3度目の防衛
日本フェザー級タイトルマッチ
李冽理、3-0判定で初防衛に成功
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引退届
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移籍届け
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公式試合記録
拳闘史
Origin & Beginnings 第1章◎文明のあけぼの、ボクシングのあけぼの ◆増田 茂

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