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ボクシング広報4月号
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表紙の言葉
野武士たちの祭り
ファイターに幸あれ

 3月26日、約24年続いた某格闘技専門誌が休刊となり、その『お別れ会』に足を運んだ。この雑誌には1980年代後半から10年以上も深く、楽しく携わったこともあり、感慨深かった。ともに働き、そして遊んだ。
 創刊当時を知るひとりとして最後のスピーチもさせていただいた。懐かしいメンバーと再会し、中身の濃い時間を過したが、どこか空気は重かった。時は流れる。
 翌日、亀田興毅と黒木健孝のダブル世界戦を観に有明コロシアムへ。この会場を初めて訪れたのは1988年の夏。この前年、老朽化が進んだ田園コロシアムの後継施設としてオープンしていた。今でこそ開閉ドーム式競技場だが、まだ屋根はなく、交通の便も悪かった。
 当時、20代後半。プロレス雑誌の記者だった私は別冊増刊号のチーフとして現地に向かっていた。臨場感あふれる会場の雰囲気に息を呑んだ。高校生の頃にたまに通っていた田園コロシアムを思い出した。UWF『真夏の決戦』。メインイベントは前田日明─ジェラルド・ゴルドー。これまた懐かしい。
“土浦の孫悟空”黒木は無敗の王者、オーレドン・シッサマーチャイに肉薄したが、あと一歩及ばず。この一歩が大きいのだが、黒木の後半の追い上げは見事。まだまだ夢を諦めて欲しくない。
 WBC王者の亀田はポンサクレック・ウォンジョンカムの技巧に及ばず、判定に退き、キャリア初の黒星を喫した。
 今月の表紙は悩んだ。下田昭文をメインにするか、それとも大橋弘政、チャーリー太田、井上庸で構成するか…。しばらく考えた末、ファイター3人に決めた。
 とくに大橋のファイティング・スピリットが素晴らしい。彼のことを陰ながら尊敬するボクサーも多いと聞く。リング上でアナウンサーは“サムライ”大橋弘政とコールする。名城信男とともにサムライと呼ぶにふさわしいボクサーだが、より荒々しく、逞しいというイメージでメインチャッチは“野武士”とした。試合後、会場から「大橋、ありがとう」の声が心に残る。是非とも東京のリングにも登場してもらいたい。
 柴田明雄─チャーリー太田戦は痛烈。昨年11月、安定王者の野中悠樹から2冠を奪取した柴田には自信が漲り、7Rまでチャーリーを完封。ところが続く8Rに挑戦者の強打が王者を捕らえる。壮絶な逆転KOだった。
 中川大資─井上庸戦も心に残るファイトだった。王者の中川は沼田康司との戴冠戦は見事だったが防衛戦は苦戦続き。一方、豪腕・井上の気魄が凄い。序盤、王者を2度なぎ倒すが、後半9Rには王者の左フックで痛烈なダウン。続行は不可能とも思えるダメージを被ったが最終回には奇跡的とも思える反撃を仕掛けた。結果は3者3様のドローだったが、このままでは終わらないだろう。
 好戦的なファイターよりアンタッチャブル的なテクニシャンが有利とされる昨今、彼らの奮起に期待する。
   (デザイナー・周東良次)
巻頭言:海外で活躍するボクサーの台頭

WBC世界フライ級王座統一戦
亀田興毅、0-2判定負けで王座明け渡す
WBC世界ミニマム級タイトルマッチ
黒木健孝、判定で惜敗 オーレドンに逃げ切られる
WBC女子世界アトム級タイトルマッチ
小関桃、4度目の防衛 申を大差判定に破る
OPBF東洋太平洋スーパー・ミドル級タイトルマッチ
清田祐三、8ラウンドTKOで4度目の防衛
OPBF東洋太平洋ライト・フライ級タイトルマッチ
家住勝彦、負傷判定で逆転王座死守
OPBF東洋太平洋スーパー・バンタム級タイトルマッチ
下田昭文、3-0判定で東洋王座を奪取
OPBF東洋太平洋ミドル級タイトルマッチ
佐藤幸治、4ラウンドTKOで初防衛
OPBF東洋太平洋・日本スーパー・ウエルター級タイトルマッチ
柴田明雄、TKO敗でダブル王座失う
日本ウエルター級タイトルマッチ
中川大資、薄氷のドロー防衛
公式試合日程
TOPICS
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池田光春会長逝去
お詫びと訂正
挑戦状
リングネーム変更届
移籍届け
ジム住所変更届
ジム名称変更届
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[COLUMN] RING SIDE
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Prologue〜人類がボクシングにたどりつく前に/後編〜 ◆増田 茂

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