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ボクシング広報4月号
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表紙の言葉
牙城・木村、まさかの落城
洋介山が大殊勲

 スポーツ関連書をメインに取り扱う古書店『ビブリオ』が渋谷から神田神保町に移転してきて何年経つだろう。けっして広くない店内には所狭しと希少本が並び、訪れる度にサイフのヒモが緩くなる。
 前回は1963年発行のフロイド・パターソンが表紙のRING誌を3500円で購入した。どの本もプレミアがついて高くなっている。数日後、再び店に足を運ぶときれいに整理された“お宝本”に混ざって2004年以降のボクシング広報を発見した。丁寧にビニールに包まれてズラリと陳列。価値のあるものしか扱わない店だけに嬉しくなって、この日はモハメド・アリのソニー・リストン戦を中心とした写真集を購入してしまった。
 16000円──。すっかり寂しくなったサイフを懐に仕舞い、幸せを噛み締めた。昼に食べたB級グルメの王道『いもや』の天ぷら定食が格別に美味く感じた。毎月、時間を出来るだけ割いて心を込めて表紙を作らせていただいています。
 今月は小野寺洋介山が安定王者の木村登勇を攻略した日本タイトル戦で表紙を構成した。過去、日本タイトルマッチでの表紙は2回。最初は07年3月号の粟生隆寛の初戴冠。2度目は同じ年の12月号での湯場忠志─牛若丸あきべぇ(当時)戦。
 試合は終始アグレッシブに攻めた洋介山の圧勝だった。王座防衛13度、現役の日本王者の中でも突出した安定感を誇る木村の完敗。これは“事件”といってもいい。
 3回終了後、両者の明暗は歴然としていた。王者はゴングと同時に『フーッ…』と息を吐き、どことなく精彩がない。対する挑戦者はまさしく昇竜の意気。気迫と連打に木村術は翻弄され、最大8ポイント差の判定で新王者が誕生した。
 洋介山のエネルギッシュな攻撃は新人王獲得の頃から注目していた。これぞ『なにくそ魂』。テクニックに勝る中川大資もパンチ力に長ける沼田康司も『なにくそ魂』に根負けした。いずれも後の日本王者である。アマキャリア53戦を誇る三浦誉士も危なげなく下した。この頃の洋介山には止むことのない勢いを感じた。
 ところが2007年2月の中森宏戦で壮絶に散る。このショッキングなKO負けで受けたダメージは心身ともに深刻と思われ、10カ月のブランクを作る。その後もやや精彩を欠いたが昨年12月、方波見吉隆とのクロス・ファイトを制し、この日の挑戦権を獲得した。
 試合後はリング上で「会長を絶対に男にしたかった」と喜びを語り、青コーナー下に待機した応援団の祝福の渦の中に飛び込んでいった。素直で従順な『なにくそ魂』。今後に期待したい。
(デザイナー・周東良次)
巻頭言:不慮の事故をなくすため取り組むべきこと

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