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ボクシング広報10月号
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表紙の言葉
ドン底からの生還
西岡利晃というドラマ

 今月は9.15横浜のトリプル世界戦やウクライナでの木村登勇の初挑戦など、ビッグマッチが続いた。04年1+2月合併号から広報誌のデザインを担当させていただいているが、OPBFや日本タイトル戦などを含めて11試合も掲載するのは初めて。
 脅威的な印象を残したのはローマン・ゴンサレス。新井田豊戦では強さ、凄さのみが際立った。怪物王者誕生の予感。かつて、若き日のアレクシス・アルゲリョ、ウィルフレド・ゴメス、リカルド・ロペスの勇姿を日本のリングで見ることの出来た幸運に感謝した。しかし、エルベルト・ゲホン戦や今回の試合で見せたゴンサレスの存在感は先の3大名王者以上のインパクトを残した。初回に左耳鼓膜の破れるアクシデントがあったとはいえ、あの新井田が圧倒されたのだ。ニカラグアのモンスターの今後に注目。
 今月の表紙は迷わず『ネバーギブアップ』の西岡利晃に決めた。初挑戦から8年、5度目のチャレンジでの栄光は、坂田健史の戴冠時とは違った感慨がある。デビューから14年。頂点を制するまでの過程が実に波瀾万丈。
 名門・帝拳ジム移籍後はエリート・ボクサーとしての印象が強かったが、西岡こそ雑草魂の代表格といえる。兵庫のJM加古川時代は“漢”熟山進之助会長の元、ハードなマッチメークを肥やしにしてきた。
 デビュー2戦目に後楽園ホールで後のOPBF王者、中村正彦に痛烈に倒された。西日本新人王戦では決勝で敗退。が、翌96年からはアジア圏ナショナル王者クラスを総ナメにする。
 日本王者時代のバンタム級トップ3との連戦にしびれた。王座決定戦では後の名日本王者・渡辺純一(16勝1敗1分13KO)を初回ダウンを喫するも2Rで逆転KO。続いて後に世界へ3度挑んだ豪腕・仲里繁(16勝2敗1分9KO)を8RTKO。タイ王者を4RTKOの後、最後の難関、強打の岡本泰治(13勝1敗1分11KO)も大差の判定に下した。
 実力派がひしめいていた当時の日本バンタム級でしっかりと最強を証明してから上(世界)への切符を掴んだ。ここからバンタムの偶像ウィラポンとの4連戦(2敗2分)が始まる。これは詳しく記す必要もないだろう。
 04年3月、ウィラポンとの4度目の挑戦に敗れてから4年半もの間、長い長いトンネルに突入する。4年半である。左アキレス腱断裂、引退勧告、若手が群雄割拠するジムでの後輩の台頭…。結婚し、子供も生まれた。この間、何が西岡を支えていたのだろう。
 ようやく決まった世界戦。試合は1Rからペースを奪う完勝。勝利者コールを受ける西岡の左手をかつての宿敵が高々と掲げる。まるで物語を見ているかのようなドラマチックなエンディングだった。
(デザイナー・周東良次)
巻頭言:24時間拳闘家。ボクサーとしての誇りと自覚を忘れずに

WBA世界ミニマム級タイトルマッチ
新井田豊、8度目防衛成らず
WBC世界スーパー・フライ級王座決定戦
名城信男、2−1判定で辛くも王座復帰
WBC世界スーパー・バンタム級暫定王座決定戦
西岡利晃、悲願のベルト奪取
WBA世界スーパー・ライト級タイトルマッチ
木村登勇、敵地での初挑戦は判定負け
OPBF東洋太平洋スーパー・フライ級タイトルマッチ
冨山浩之介、元王者を倒し初防衛に成功
OPBF東洋太平洋ライト級タイトルマッチ
荒川仁人、王者を苦しめるも一歩届かずドロー
日本ウエルター級タイトルマッチ
沼田康司、文句なしKOで初防衛
日本スーパー・ウエルター級王座決定戦
8回TKOで野中悠樹が初のタイトル獲得
日本スーパー・バンタム級タイトルマッチ
三浦数馬、初挑戦で王座奪取
日本フェザー級王座決定戦
松田直樹、プロ15年目の初戴冠
WBAスーパー・ウエルター級挑戦者決定戦
石田順裕、ダウンを喫するも判定勝ち
WBA第87回年次総会
公式試合日程
新人王中部・西部対抗戦報告
TOPICS
三澤が世界初挑戦
ロリー松下、敵地で世界戦
本田明彦帝拳ジム会長、殿堂入り
女子テストに伴う経過措置について
河野が王座返上
関西地区試合役員会報告
世界タイトルマッチ担当試合役員

リングネーム変更届
移籍届
返上届
挑戦状
引退届
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[COLUMN] RING SIDE
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[英雄伝説] 井岡弘樹 ◆津江章二

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