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ボクシング広報7月号
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表紙の言葉
勇躍、遥か異国の地で大一番
逞しき古豪、日本の誇り

 6月下旬、ボクシングの識者たちと伊東へ旅行に出かけた。年 末年始を省き、連休することなどほとんどないが、滅多に出来ない旅行 ともなれば話は別。皆それぞれ連日の深夜作業をこなし、当日は何事も なかったかのように笑顔で集合。これがまた嬉しい。
 海と温泉とビール。この3つが揃えばなにもいらない。当日は 夕方の5時から翌日の3時までとことんボクシングについて 話し合った。この時『無冠の帝王』の話題が出た。日本を代表する『無 冠の帝王』は誰か。喧々諤々の意見が飛び交う中、1位に田辺清、 2位は矢尾板貞雄、3位に関光徳ということで意見がまとまった。
 昔、世界タイトルが各階級ひとつだった頃、絶対王者が君臨した階級 にジョー・メデルやヘッジモン・ルイスのような『無冠の帝王』が存在 した。もしくは、王者にはなれたものの、ジャック・ジョンソンやホ セ・“マンテキーヤ”・ナポレス、マービン・“マーベラス”・ハグ ラーのように強すぎるが故、長い間、王者から敬遠され続けた『無冠の 帝王』もいた。
 今回の表紙は敵地での大一番を控えたベテランで構成した。この 2人も世界を制していないという意味で日本を代表する『無冠の帝王』 といえる。
 クレイジー・キムとオーストラリアの因縁は深い。2006年、 OPBFスーパー・ウエルター級王者時代、暫定王者ゲールとの統一戦が直 前にキャンセル。今年4月、WBAライト・ヘビー級王者グ リーンのタイトル戦前座で王者から指名されたPABA戦に出場が決 まっていたが、グリーン突然の引退により、興行そのものが消滅してし まった。だから今回の試合も、後楽園ホールで林隆治マネージャーから 「オーストラリアでキムとマンディン戦が決まった」と聞いた時も一抹 の不安がよぎった。
 昨年、飯田橋の広島風お好み焼き屋でキムを見つけ声をかけた時、前 歯のない顔で満面の笑みを見せてくれた。この狂気の笑みが忘れられな い。
 木村登勇。約10年前、リック吉村のタイトルに挑戦するも自己 流ボクシングで完敗。その後、横浜光ジムへ移籍。自己流が木村術とな り、湯場忠志、小野淳一、嶋田雄大との対戦を経て偉大なるナショナ ル・チャンピオンへと成長した。ここ数年の安定感は目を見張るものが ある。『木村術ここに極まれり』といったところか。
 木村のウクライナでの世界戦は、このコラムを書いている7月 22日現在、まだ正式発表に至っていない。表紙にするには戸惑いもあっ たが締め切りギリギリまで待って決断した。臥薪嘗胆の嶋田雄大も檜舞 台を踏んだし、世界戦を渇望する両雄で表紙を作りたかった。できるな らクリス・ジョン戦が内定した榎洋之とトリオでとも思ったが、これは 王者ジョンが7月と9月の防衛戦をクリアしてからとの条件 付きなので見送った。正式発表後はピンで表紙を作りたい。
『無冠の帝王』返上へ。キムと木村には多くの関係者、後援者、そして ファンの祈りと願いが込められている。まずは7.30キムの朗報を 信じる。
(デザイナー・周東良次)
巻頭言:ボクシング界の底辺拡大へJBCはU−15を推賞します

WBC世界ライト・フライ級タイトルマッチ
國重隆、初挑戦は8回TKO負け
WBC世界ミニマム級タイトルマッチ
戎岡淳一、敵地タイに沈む
OPBF東洋太平洋ミニマム級タイトルマッチ
和賀寿和、大差判定で3度目の防衛
OPBF東洋太平洋ウエルター級タイトルマッチ
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日本バンタム級タイトルマッチ
まさかの苦戦、大場浩平が際どくV1
日本ミニマム級タイトルマッチ
黒木健孝、6回TKOで3度目の防衛
日本ライト級タイトルマッチ
石井一太郎、負傷判定3−0で初防衛
TOPICS
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WBC女子世界戦開催
第2回JBC・JPBA合同医事講習会報告
試合役員会報告(東京地区)
移籍届
リングネーム変更届
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特集
試合数に対するKO率、負傷率の推移
2008年度JBC試合ルールの改正について
ボクサーの栄養管理 〜食事でもっと強くなる〜
2008年度ライセンス更新手続きの告知
プロテスト合格判定基準
テスト合格者
出場禁止ボクサー
ウエイト変更勧告
公式試合記録
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[COLUMN]
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[拳の詩] フィリピンの英雄
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