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ボクシング広報3月号
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表紙の言葉
内藤に春!勝敗の分岐点は日本開催にあり??

 フライ級戦国ウォーズとはいえ『内藤時代到来』ともいえる活躍だ。実力では互角ともいえる対抗のWBA王者・坂田健史はさぞかし忸怩(じくじ)たる想いだろう。
 これで宿敵・ポンサクとの対戦戦績は内藤の1勝2敗1分となったが、完全決着と言ってもよい。前回の対戦ではポンサクの油断からくる減量失敗、慢心などが敗因とされたが、今回は十分に対策を練り、万全を期して臨んだ試合。結果は引き分けだが手数、スタミナ、執念と全て内藤が勝っていた。
 勝敗の分岐点はこの試合の日本開催にあったと断言して良い。当初、タイでの試合が予定され、王座奪還を目指すポンサク側も強靭に譲らなかった。前回の亀田大毅戦で一気にブレークした内藤はメディアに出まくり、周囲からも「練習してんの? 大丈夫?」と誰もが心配した。これで敵地での試合となると結果は十二分に予想できた。小差の内容では勝てないし、ポンサクをKOするのは至難の技。
 ここで宮田会長が大仕事をやってくれた。何度もタイへと足を運び、交渉を重ねた結果、ポンサク側が折れ、日本での開催を決めたのだ。まさに粘り勝ち。この時点で内藤の王者としての未来は大きく拓けた。もし、今回の内容で敵地開催であったなら…考えるだけでゾッとする。宮田会長に拍手である。
 これで初戦、僅か34秒で敗れた宿敵、ポンサク越えを果たした。前王者からは試合後「長く防衛してくれ」とのエールも送られた。ただ、タイのボクサーは執念深い。古くはポーン・キングピッチやチャチャイ・チオノイ、バーナベ・ビラカンポ…あのウィラポンでさえ、今でも世界返り咲きを狙っている(恐るべし)。王者より3歳も若い(と言っても30歳だが)ポンサクがこのまま引退する筈もなく、5度目の対戦が実現する可能性もある。だがその時は『進化を続ける33歳』内藤がはっきりと前王者に引導を渡すだろう。
 タイの一流選手の凄い所はタイトルへの執着である。日本の選手は防衛を重ねるとモチベーションという言葉を容易に使うが、その点、タイの王者は頼もしい。真摯にトレーニングに励み、王者でいることをモチベーションとして防衛を続ける。そう思う。
 「世界王者であり続ける」
 ということがボクサーとしての最大のモチベーションではないだろうか。ウィラポンやポンサクはボクサーとしての見本だと思う。
 先にメディアに出まくりと書いたが王者の名誉のために記すが、収録は大毅戦後、僅かな週に集中。それ以降、練習は精魂尽きるまで行った。それは試合での内藤の体と無尽蔵のスタミナが証明する。
 まさに“内藤の春”である。圧倒的なボクサーとしての知名度。今回の試合はテレビでの瞬間視聴率は実に35.7%を記録した。辛酸をなめ尽くした男だけが満喫できる人生最高、特別厳選の春。それを十分に堪能するに値するボクサー・内藤大助。某TV局の旅・温泉番組で家族3人でくつろぐ王者を見た。ほんわかとした奥様と内藤そっくりの長男。その傍らで自然に振る舞う王者。この春が少しでも長く続けばと心から思う。
(デザイナー・周東良次)
巻頭言

WBA世界ミニマム級タイトルマッチ
新井田豊、史上単独4位のV7
WBC世界フライ級タイトルマッチ
内藤大助、宿敵と引き分け防衛
OPBF東洋太平洋ウエルター級タイトルマッチ
佐々木基樹、TKOでOPBFも制す
OPBF東洋太平洋、日本スーパー・フライ級タイトルマッチ
河野公平、3−0判定でダブルタイトルを防衛
OPBF東洋太平洋ミニマム級タイトルマッチ
和賀寿和、9回TKO勝ちで2度目の防衛
日本ミドル級タイトルマッチ
江口啓二、指名挑戦者を判定で破りV4
日本ライト・フライ級タイトルマッチ
嘉陽宗嗣、負傷引き分けで2度目の防衛
日本バンタム級タイトルマッチ
大場浩平、三谷を3-0で破り初の王座奪取
特集
女子プロテスト開催

TOPICS
(財)日本ボクシングコミッション理事会・実行委員会報告
ニカラグア大使が表敬訪問
ミーツポート開業記念レセプション開催
女子プロボクサー講習会を開催
内藤大助がコミッショナーを表敬訪問
次回の女子プロテスト日程が決定
海外のタイトルマッチに試合役員派遣
リングネーム変更届
移籍届
クラブ・オーナー変更届
ジム名称変更届
ジム住所変更届
ジム電話番号変更届
挑戦状
告示
処分
ボクサーの栄養管理〜食事でもっと強くなる〜
2008年度ライセンス更新手続きの告知
プロテスト合格判断基準
テスト合格者
出場禁止ボクサー
ウエイト変更勧告
[COLUMN]
RING SIDE
[拳の詩] 灼熱の大田区体育館
[英雄伝説] 平仲明信 ◆津江章二

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