東京都文京区後楽1-3-61(株)東京ドーム内 TEL:03-3816-5761

ボクシング広報12月号
image
表紙の言葉
 語り継ぐべき試合。 緊迫の日本タイトル戦

 今回の表紙は入稿ギリギリまで悩んだ末、湯場忠志に決めたが、最後まで対抗したのが下田昭文。
 まだグリーンボーイの頃からキラリと光るセンスでアピール。唯一、敗れている協栄のガッツ・ファイター・瀬藤幹人戦でも終盤、果敢に打ち合い、テクニックだけでなく、ハートも強いところを見せている。
 日本王座を奪取した山中大輔戦、無敗の塩谷悠、小林秀徳との防衛戦はKOこそ逃したものの、出色の出来。骨のある屈強のチャレンジャーを力と技で退けた素晴らしい試合だった。厳しい識者からは中盤以降のラフな打ち合いを指摘する声もあるが、打たれても臆する事なく、キッチリ打ち返すボクシングは見ていて実に頼もしい。間違いなく明日の世界王者候補だ。
 さて、湯場である。今回の試合は別格の強さを見せつけた。『剛のあきべぇ』に対して『柔の湯場』が剛で制したのである。
 この試合に賭ける両者の意気込みは計り知れないものがあった。あきべぇには浜田剛志氏の持つKO記録の22年8カ月ぶりの更新がかかっていたし、湯場も久々に迎えた強敵に闘志を漲らせた。その想いは王者の試合後のコメントをまとめるとよくわかる。
「この試合に賭けるモチベーションは半端ではなかった。ベルトのことは考えていない。あきべぇに勝つことだけ。ベルトとあきべぇを比較したら重みは全然、あきべぇです。この試合はタイトルマッチとは思えない。とにかく、あきべぇに負けることが嫌なんです。この試合が終わった後、僕はどうしたらいいんでしょう。これだけ燃えて、次の試合があるのかなぁと感じてます」
 興行ポスターに自分の写真がなく、あきべぇ単体で作られていることや試合前の新聞記事でも話題はKO記録に集中していることにプライドが傷ついた。
 HAVE A PRIDE。練習場にポスターを張り、己を奮い立たせた。その想い、反骨心が爆発する。
 ゴングから8秒、あきべぇの豪快な右フックでキャンバスに落ちた時も「あのダウンで目が覚めたし、やる気が倍増した。『絶対にこの回で倒す』と思ってやりました」と語る。
 試合前、「初回KOならあきべぇ」との声が多く聞かれたが、誰が王者の電撃KOを予想できたか。即戦速攻型の挑戦者に初回から真っ向打ち合う覚悟と恐怖。スリル満点。十分に作戦を練り、錬磨を重ねた男同士の緊迫の90秒。
 今年の年間最優秀試合は内藤大助─ポンサクレックのWBC世界フライ級戦に決定した。妥当だと思う。ただ、この賞は圧倒的に世界戦が多い。今後、日本王座の価値を高める意味でも年間表彰の場で、日本タイトル戦での年間最高試合の部門を新設してはいかがだろうか。
 ここ数年、日本ランキングは充実しており、タイトル戦も好試合が続出している。選手の励みにもなる。表彰選手は原則として勝者のみ(敗者への表彰は酷)。勿論、試合内容によって、両者受賞も可。
 今回の90秒の激闘も含め、素晴らしい試合は何か残る形で後世、語り継ぐべきだと思う。
(デザイナー・周東良次)
反則行動に揺れたボクシング界。今こそ失地回復を・・・

WBC世界ミニマム級タイトルマッチ
イーグル、母国でタイトル失う
OPBF東洋太平洋スーパー・ミドル級タイトルマッチ
クレイジー・キム、OPBF3階級を制覇
日本バンタム級タイトルマッチ
三谷将之、判定で3度目の防衛
日本スーパー・バンタム級タイトルマッチ
下田昭文、準パーフェクト判定で2度目の防衛
日本ウエルター級タイトルマッチ
湯場忠志、あきべぇの野望をKOで粉砕
日本フライ級タイトルマッチ
吉田健司、3−0判定で2度目の防衛
WBA第86回年次総会
WBC第45回年次総会

TOPICS
JBC定例理事会開催
JBCが女子ボクシング認可
JBC・JPBA女子プロボクシング合同検討委員会開催
川嶋がWBA王座にアタック
「東京ドームシティ暴力団等排除対策協議会」開催
東京地区試合役員会報告
元プロボクサー、袴田死刑囚を支援
海外のタイトルマッチに試合役員派遣
移籍届
引退届
挑戦状
新ジム開設
ジム名称および住所変更届

告示
T.JBCルール改正
U.JBC倫理規定(新設)
V.JBC懲罰規定(新設)
ジムでの健康管理について

2008年度ライセンス更新手続きの告知
テスト合格者
ボクサーの栄養管理〜食事でもっと強くなる〜
出場禁止ボクサー
ウェート変更勧告
公式試合記録
[COLUMN] RING SIDE
[拳の詩] 「リアル・ディール」
[英雄伝説] 「竹原慎二」◆津江章二
ライセンス交付者
バックナンバーのお知らせ

ランキング
WBA
WBC
OPBF
日本
フィリピン
タイ
韓国
インドネシア

あとがき
ジム住所録一覧
JBC提携病院住所録

ご購入をご希望の方は、郵送先・お名前を明記の上、販売価格500円(送料/税込み)を現金書留にて下記の宛先までお申込みください。

〒112-8575
東京都文京区後楽1-3-61 (株)東京ドーム内
(財)日本ボクシングコミッション 広報購読係
電話:03-3816-5761~2

ご不明な点やお問合せがございましたら、ご連絡ください。