東京都文京区後楽1-3-61(株)東京ドーム内 TEL:03-3816-5761

ボクシング広報4月号
image
表紙の言葉
 坂田健史と金平桂一郎会長、そして観客が三位一体となって世界タイトルを手繰り寄せた。
 3月19日、後楽園ホールは異様な雰囲気に包まれていた。不甲斐ない減量失敗でタイトルマッチをブチ壊したロレンソ・パーラに対する怒りは沸点に達した。大人しい日本の観客が容赦なくブーイングを繰り返し、やがて罵声へと変わっていく。
「日本人をなめるな」「ヘラヘラ笑ってるんじゃねぇ」等々。過去3度来日経験のある“前王者”はこの異常事態に身構えたに違いない。
 我々の怒りがそのまま坂田の鬼の形相に宿る。まるで般若だ。喜怒哀楽の感情をあまり現さない男の変貌。
 やがて観衆はパーラへの怒りから「どうしても坂田に勝たせたい」という想いに変わっていく。’04年の世界初挑戦から惜敗を繰り返し「ずっと辛かった」と言う坂田。過去3度、計36Rの“証明”でこの男が王者に値することを誰もがよく知っている。だからパーラ突然のギブアップで、まるで不戦勝のようなアクションの乏しい内容でも全てを受け入れることができた。試合内容は二の次。この結果が全てなのだ。
 努力を重ね、コツコツと実力を蓄え、唯一運に見放され続けた男がリング中央で喜びを爆発させる。雄叫びを上げる新王者をコーナーで力なく見つめるパーラの寂しげな表情が印象的だった。
「みんなパーラが悪い」から始まった世界戦。終わってみれば会場は喜びに包まれた。表紙のタイトルはシンプルに『坂田、世界一!!』。これしかない。
 先のフランスでのロベルト・バスケスとの暫定戦からダイレクトで世界戦を組んだ金平会長に男気を感じていた。なにがなんでも坂田を王者にする、という気概を……。
 これで協栄ジムは初代・海老原博幸から数えて11人目のワールド・チャンプの誕生。現在、同ジムでは同一階級に3人の選手がひしめく事となった。長期防衛を誓う坂田、年内にWBCのポンサクレック挑戦を目指す亀田興毅、晴れてフライ級の世界ランカーとなった弟の大毅は井岡弘樹のもつ世界最年少記録の18歳9カ月を破るべく、年内のチャレンジを目論んでいるという。
 イスが2つに同じジム所属の選手が3人。こんな事、前代未聞。悩む金平会長。おそらく世界一切実で贅沢な悩みなのだろう。
(デザイナー・周東)
ボクシングの真の発展のために我々がすべきこと

WBA世界フライ級タイトルマッチ
坂田健史「4度目の正直」で王者に
WBC世界フライ級タイトルマッチ
清水智信タイに散る、ポンサクレックに7回TKO敗
WBA世界ミニマム級王座統一戦
新井田豊、2−1判定で統一チャンピオンに
OPBF東洋太平洋ミドル級王座決定戦
佐藤幸治、無敗9連勝で新チャンピオン
OPBF東洋太平洋ミニマム級王座決定戦
和賀寿和、ワンパンチでタイトル獲得
OPBF東洋太平洋フライ級王座決定戦
長縄正春は王座獲得ならず、判定負け
OPBFバンタム級タイトルマッチ
ロリー松下、タイ選手をTKOに下して初防衛
OPBFスーパー・バンタム級タイトルマッチ
中岸風太、善戦及ばず判定負け
日本ミドル級タイトルマッチ
江口啓二、一発逆転でタイトル初防衛
日本フライ級暫定王座決定戦
吉田健司、判定で王座獲得
日本スーパー・ウェルター級タイトルマッチ
石田順裕、TKOで初防衛
TOPICS
有明コロシアムでトリプル世界戦
イーグル京和4度目の防衛戦は6月
清水智信がタイでポンサクレックに挑戦
徳山昌守、現役を引退
パーラ体重超過で王座剥奪
「ボクシングくじ」が開催
松田直樹、メキシコで元王者TKO
ベルギーでボクシング復活の兆し

告示
JBCルール改正
パーラ、1年間のライセンス停止処分
(財)日本ボクシングコミッション西部地区事務所移転
移籍届
リングネーム変更届
引退届
挑戦状
新ジム開設
クラブ・オーナー変更届

ボクサーの栄養管理〜食事でもっと強くなる〜
プロテスト合格判断基準
テスト合格者
出場禁止ボクサー
ウェート変更勧告
[COLUMN] RING SIDE
[拳の詩] 凝縮された醍醐味
[英雄伝説] WBA世界フライ級チャンピオン 花形 進 ◆津江章二

公式試合記録
ライセンス交付者
バックナンバーのお知らせ
ランキング
WBA
WBC
OPBF
日本
フィリピン
タイ
韓国

あとがき
ジム住所録一覧

ご購入をご希望の方は、郵送先・お名前を明記の上、販売価格500円(送料/税込み)を現金書留にて下記の宛先までお申込みください。

〒112-8575
東京都文京区後楽1-3-61 (株)東京ドーム内
(財)日本ボクシングコミッション 広報購読係
電話:03-3816-5761~2

ご不明な点やお問合せがございましたら、ご連絡ください。