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東京試合役員会議事録
日時:平成29年10月18日(水) 18:30〜
場所:JBC本部事務局
出席者
レフェリー:安部、サラサス、葛城、吉田、福地、杉山、中村、染谷、飯田、山岸、田中、松原
アナウンサー:須藤、冨樫
タイムキーパー:高橋、野中、藪亀
JBC:浦谷、羽生


【健康管理に関する件 及び 試合運営に関する件】

 10月15日名古屋で開催されたJBC・中日本ボクシング協会合同医事講習会につき、浦谷本部事務局長から報告がなされた。

【レフェリング・ジャッジに関する件】

■試合における眼窩底骨折罹患のケースにおける対応と検証

 中村審判員より主にキャリアの浅いレフェリー向けに、試合中選手に眼窩底骨折が疑われる場合の負傷箇所の傾向やその後の対処方法など、実際に発生した事例を基に詳細な資料と写真を交え分かりやすく解説された。
 その中で、選手の負傷や傷の情報は、レフェリーがまずスーパーバイザーに報告することが重要であることが確認された。
 また、傷情報のアナウンスの仕方につき、カット、腫れ、眼窩底骨折の疑い等それぞれのケースにつき予め決めておくことも必要との意見が出た。

■採点について

「ビデオ検証」
平成29年9月30日 KBS京都ホール 
花形冴美(花形) vs  緒方汐音(寝屋川石田) 8回戦  
結果:緒方の2−0判定勝ち(76-78 77-77 75-78)

 各ラウンド毎に参加者各自の採点と根拠を検証し、小差、中差、大差の微差を考慮した採点基準の統一を図った。


平成29年9月23日 つくばカピオ
根本裕也(ヤマグチ土浦) vs 川端哲也(姫路木下) 6回戦
結果:川端の4ラウンド2−0負傷判定勝ち(38-38 38-39 38-39) 根本の続行不能

 ローダッキングに対するレフェリングについてビデオ検証を行った。確かに川端が頭を低くする場面が多くあるが、円を描くようなウィービングに近いものもあり、いわゆる頭から突っ込んでいくヘッドバッティングと言えるかは議論の余地がある。しかしながら、根本が続行不能となるような負傷(カット)をしたことは事実であり、ベルトラインを下回るかどうかのような微妙なダッキング、ウィービングについては、レフェリーは逐一注意をし、改善しなければ減点を科すなど、偶然のバッティングによる負傷を未然に防ぐレフェリングに尽力しなければならない。

■海外遠征報告

 福地及び染谷 中国西安での興行(9月27日〜30日)にレフェリーとして参加。
 WBCユースシルバータイトルなど全8試合が屋外の会場で行われた。中国は近時ボクシング興行が盛んに行われているが、計量や試合管理など興行運営のノウハウや審判員の技量向上に今後の課題が見受けられる。オフィシャルは15名ほどで、レフェリー講習会ではレフェリングの基本動作などをJBCとしてレクチャーするなど現地スタッフとの交流を深めた。
安全管理については、リングドクターとは別にレスキューチームが会場内に救急車を停めて待機しており、担架搬送された選手が驚くほど短時間に救急車で会場を後にしたことからも、安全対策、事故防止意識の高さが伺われた。

■海外遠征で外国へ行く審判員へ

 日本人の審判員が海外へ赴くことは、技量の向上や国際交流の観点からも好ましいことだが、テロや災害などが頻繁に発生していることからも、外国旅行向けの各種保険に加入するなど、万全の注意を払い赴いてもらいたい。
以上