東京都文京区後楽1-3-61(株)東京ドーム内 TEL:03-3816-5761

JPBA・JBC医事講習会報告
日時平成24年7月2日(月)15:00〜17:00
場所東京 後楽園ホール5F展示会場
参加者120名

 去る5月5日、大阪淀川区民センターにて行われた8回戦でTKO負け後、急性硬膜下血腫で開頭手術となった寺田允選手(アポロ)のリング事故報告を基に、急性硬膜下血腫発症の原因となる「脳震盪」につき、その対応方法が分かりやすく講義された。
 また「スポーツにおけるメディカルチェック」そして「スポーツ中の突然死・心肺停止」の講義におけるAEDの実技指導など、さまざまな角度から業界関係者の安全防護に対する意識をより一層高め、事故の根絶を目指すべく防止策が討議された。
 尚、講習会参加者全員に『講習会受講証明書』が配布された。

【列席者】
JBC:秋山弘志専務理事
森田健本部事務局長
JPBA:原田政彦JPBA終身名誉会長
大橋秀行JPBA協会長
北澤鈴春JPBA事務局長
渡辺均JPBA健康管理部長
堀口昌信東日本ボクシング協会健康管理委員長
本田憲哉西部日本ボクシング協会協会長
寺地永西日本ボクシング協会健康管理委員長
岡根祐一北日本ボクシング協会健康管理委員長

【講師】
谷諭 JBCコミッションドクター東京慈恵医大脳神経外科教授
大槻穣治 JBCコミッションドクター東京慈恵医大救急部准教授
佐藤順 JBCコミッションドクター駿河台日大病院救命救急センター室長

【講習会内容】
一.開会挨拶JBC秋山弘志専務理事
JPBA大橋秀行協会長
二.講義
(1)『リング事故報告』及び『脳震盪とその対応』
谷諭コミッションドクターにより、5月5日関西で発生した寺田允選手のリング事故報告がなされた。またリング事故の主な要因である急性硬膜下血腫に至る前段階の過程である脳震盪について、神経経路の破壊や震盪の繰り返しの危険性などが、画像を用いて詳細に説明された。
(2)『スポーツにおけるメディカルチェック』
大槻穣治コミッションドクターにより、各種統計やデータに基づき、心肺機能の事前チェックの重要性などが分かりやすく説明された。
(3)『スポーツ中の突然死・心肺停止』
佐藤順コミッションドクターにより、スポーツ中の心室細動や心臓振盪の仕組みが説明され、AED(除細動器)の必要性や取扱い方がメーカー担当者の説明を交え詳細に講義された。
三.質疑応答
四.閉会挨拶渡辺均JPBA健康管理部長

以上