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ボクシング広報11月号
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表紙の言葉
一念通天、岩佐亮佑。
歓喜の世界奪取!

 元オリンピアンの清水聡が田中恒成と並ぶ国内最短の4戦目で東洋太平洋王座を獲得した。この試合はレパード玉熊の試合映像を参考にしたのだという。
 1990年7月、玉熊は王者の李烈雨に挑み、10回TKO勝ち。WBA世界フライ級タイトルを獲得した。長身のテクニシャン玉熊が、至近距離からのショート連打を上下に打ち分け、李をキャンバスに沈めた時は、意外な戦略での勝利に、思わず唸った。淡々と勝ち名乗りを受ける能面の新王者と対称的に、感極まる高橋美徳会長の姿が印象的だった。
「清水の強打は接近戦でも生きる」と踏んだ陣営が、この玉熊戦法を実践。王者ノ・サミュングの土俵ともいえる接近戦に応戦、作戦は見事に功を奏し、左右の強打でタフな王者を叩きのめした。試合後、大橋秀行会長は「来年、フェザー級で世界挑戦」を明言した。
 大阪での2大世界戦。まさかの苦戦を強いられたのが田中恒成。挑戦者のパランポン・CPフレッシュマートはランク13位。戦績も31戦24勝(10KO)7敗と数字だけ見れば平凡な世界ランカーだが、かつては層の厚いムエタイで100戦以上戦い、3階級を制した実力者。また、多くの世界王者を輩出したペッインディー・プロモーションの総帥ウィラット・ワチララタナウォンも同行しており、この試合に賭ける意気込みが伝わってくる。
 実際、パランポンは強かった。初回に右ストレートでダウンを奪い、4回には右まぶたを切り裂いた。試合後、両目の眼窩低骨折が判明した王者は深刻なダメージを被ったが、そんなハンディをもろともせず果敢に攻め、連打を叩き込む姿に精神面の強さと逞しさを感じた。
 迎えた9回、ワンツーでダウンを奪い、続く連打でレフェリーストップを呼び込んだ。両目の怪我は全治2ヵ月と判明し、年末の田口良一との試合は白紙となった。
 表紙は岩佐亮佑。小國以載とのライバル対決は『テクニシャン同士の接戦』が大方の予想だったが、まさかのワンサイドゲームとなった。初回に左カウンターで倒し、2回にも左ストレートで2回のダウンを加算。6回に流血激しい小國をレフェリーが救った。
 新王者の岩佐はプロ入り9年。長い道のりだった。2011年3月、当時、日本王者だった山中慎介と『史上最高峰の日本タイトルマッチ」を戦い最終回TKOで敗れたが、近い将来の世界王者として評価は上昇した。
 あれから6年半。両雄は見事なコントラストを描いた。山中は岩佐戦の8カ月後に世界を射止め、防衛12度の偉大な世界王者となった。岩佐はラフな比国人ファイターに手こずり接戦を重ねた。敵地での世界初挑戦も6回TKO負け。それでも“eagle eye”はあきらめずに頂点を目指した。
 V13を目論んだ名王者がまさかの王座陥落から1ヵ月。ここ一番で実力を発揮できなかった男が遂にてっぺんに到達した。山中の世界獲得時の年齢は28歳。現在の岩佐は27歳。防衛のテープはどこまで伸ばせるか。
(デザイナー・周東良次)
巻頭言:大詰めを迎えた新人王

IBF世界スーパー・バンタム級タイトルマッチ
岩佐、二度目の世界挑戦でベルトを掴む!
WBO世界ライト・フライ級タイトルマッチ
田中、ダウンを喫するも逆転KOでV2
WBO世界フェザー級タイトルマッチ
セルバニア、ダウン応酬の末、判定で敗れる
WBA世界ライト級タイトルマッチ
リナレス、僅差の判定勝利で防衛に成功!
OPBF東洋太平洋ライト・フライ級王座決定戦
萩堂、TKO負けでリマッチに敗れる
OPBF東洋太平洋フェザー級タイトルマッチ
清水、最速でOPBF王座を奪取!
WBOアジア&パシフィックフェザー級タイトルマッチ
天笠、プミクピックに敗れ戴冠ならず!
日本スーパー・フェザー級タイトルマッチ
末吉、判定勝利で尾川のベルトを引き継ぐ
女子日本バンタム級王座決定戦
日本女子王座、初の戴冠は吉田実代
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