東京都文京区後楽1-3-61(株)東京ドーム内 TEL:03-3816-5761

ボクシング広報4月号
image
表紙の言葉
偉大なる金字塔に王手
山中慎介がV12を達成

 昨年9月、ボクサー人生最高ともいえるパフォーマンスで“ディフェンスの神様”アンセルモ・モレノを豪快にマットに沈めた山中慎介。それだけに、今回の防衛戦もどれだけインパクトの強い試合を披露できるかに注目が集まった。
 ランキング6位のカルロス・カールソンは26歳。デビュー戦は黒星発進だったが、以降は22連勝(13KO)と、層の厚いメキシコで勝ち上がってきたホープ。「死にもの狂いでベルトを奪いに日本まで行く」と気合い十分だったが、挑んだ峰はあまりにも高すぎた。
 この日もどんな標的でも仕留めてしまう、神とまで称される左は健在。5回に2度、6回に1度、7回に2度、全てレフトの狙い撃ちで倒しまくり、TKO勝利をおさめた。快勝にも王者は「1度のダウンでフィニッシュがベスト」と反省の弁。これで具志堅用高が樹立した13度連続防衛の偉業に王手をかけた。36年以上破られていない記録だ。
 具志堅が世界タイトルに挑んだのは1976年10月10日。予想は圧倒的不利だったが、“リトル・フォアマン”の異名を持つ強打のファン・グスマンを打ちまくり、迫力満点の試合で見事王座を奪取。長期政権の幕を開けた。前日の9日には“KO仕掛け人”ロイヤル小林も豪快なKO勝ちでリゴベルト・リアスコから世界王座を強奪しており、2日連続の快挙に胸が高鳴った。当時私は16歳の高校生。人生の中で最も多感な時期を、これから連綿と続く具志堅の防衛戦とともに共有した。
 偉大な具志堅だが、防衛戦では辛うじて王座を死守した試合もあった。初防衛戦のハイメ・リオス(元同級王者)にはダウンを奪われ、2-1の辛勝。顔面は腫れ上がり、鮮血に染まる死闘だった。V8戦のアルフォンソ・ロペス(元フライ級王者)にも大苦戦。7回に右フック一発で逆転KO勝ちしたが5回までは劣勢の展開だった。V13戦ではペドロ・フローレスの愚直ともいえる前進とタフネスに苦戦を強いられ、小差の判定で際どく防衛。快勝も多かった具志堅だが、いくつもの難関をクリアしての金字塔だった。
 対して山中はどうだろう。ここ2試合はダウン応酬の熱戦が続いているが、具志堅と比べてクレバーかつスタイリッシュに防衛ロードを積み重ねてきたといえる。階級が『バンタム』というのも記録に箔をつける。注目の次戦は「危機感のある相手を選んで欲しい」とコメント。2位のルイス・ネリー(22戦全勝16KO)、元WBAスーパー王者のフアン・カルロス・パヤノや同じく元WBAスーパー王者のルーシー・ウォーレンらの強豪が対戦者候補として名前が挙がっている。
(デザイナー・周東良次)
巻頭言:地方選手の世界王座獲得について

WBO世界ミニマム級暫定王座決定戦
福原、僅差の判定勝ちで念願の王座獲得!
WBC世界バンタム級タイトルマッチ
山中、日本歴代2位となるV12に成功
OPBF東洋太平洋フェザー級タイトルマッチ
竹中、荒谷を圧倒して初防衛に成功!
OPBF東洋太平洋ミニマム級王座決定戦
京口、デビューから6連勝でOPBF王座奪取!
日本スーパー・ライト級王座決定戦
麻生、三度目の正直で初の戴冠!
日本フライ級暫定王座決定戦
黒田、暫定ながら二階級制覇を達成!
日本スーパー・フェザー級タイトルマッチ
尾川、判定で杉田を退ける
日本ライト級タイトルマッチ
西谷、逆転KOで悲願の王座獲得!
TOPICS
◆大森将平が世界挑戦
◆井岡が5度目の防衛戦
◆下田が引退を表明
◆タイトル返上届
◆名称変更届
◆クラブオーナー変更届
◆移籍届
◆リングネーム変更届

Fight of the month
This Division
プロテスト合格判定基準
プロボクサー新人テスト申込書
ライセンス更新手続き
公式試合日程
女子プロボクサー新人テスト申込書
テスト合格者
出場禁止ボクサー
ウエイト変更勧告
拳闘史
公式試合記録
ライセンス交付者
バックナンバー案内
ランキング
WBA
WBC
OPBF
WBA女子
WBC女子
日本

あとがき
ジム住所録一覧

ご購入をご希望の方は、郵送先・お名前を明記の上、販売価格740円(送料/税込み)を現金書留にて下記の宛先までお申込みください。

〒112-8575
東京都文京区後楽1-3-61 (株)東京ドーム内
(財)日本ボクシングコミッション 広報購読係
電話:03-3816-5761~2

ご不明な点やお問合せがございましたら、ご連絡ください。